調査失敗は高くつく
過去に調査が発覚(バレる)した対象の再調査を業界用語で「旧現場」と言います。
旧現場は非常にコストも時間もかかるものになります。
調査失敗は高くつくので、最初の調査で成功させることが大切です。
再調査が困難で高コストになる理由
再調査が難しくなる理由は、ターゲットの警戒度が上がるからです。
警戒度が上がると下記のような行動が増えます。
- 尾行を確認したり、巻こうとする
- 近づく人間をいちいち意識する
- 怪しむと浮気を中止する
例えば、徒歩尾行なら前触れを見せずに突如タクシーを拾うとか、Uターンが増える。
あるいはエレベーターで上がって非常階段で降りるとか。
車両尾行の場合だと、突然路肩に駐車して尾行車と疑う車を先に行かせるとか。
ちなみに、これは歌手で俳優の福山雅治氏がパパラッチをやりすごすのによく使っていた手でもあります。
あるいは一方通行の入り組んだ路地に入って行ったり、無用に高速を乗り降りしたりします。
こういう相手を追尾しようとすると、探偵や車を増員して交代回数を増やす必要がでてきます。
数を増やすだけではダメで、スキルの高いメンバーを選抜する必要もあります。
これらはすべて1日当たりの調査費用の上昇につながります。
また、少しでも怪しむと浮気を中止するということが多いと、空振りも増えます。
調査日数が増えれば、もちろん調査費用も比例して増えます。
両面からコストが増える結果、旧現場の調査は非常に高額になりがちです。
浮気調査は一撃必殺が最安
このようなことを考えると、浮気調査は最初の1回で成功させることが大切だとわかります。
複数社から相見積もりを取ったり、価格交渉をするのも結構。
しかし、いくら安くても失敗してしまったらとても高い買い物になるわけです。
あまり低価格にこだわりすぎず、信頼できる会社をみつけて、探偵や車の数も必要なだけは認めてやった方がいいと思います。